cream pie の意味とは?
cream pie(クリームパイ) は、本来はカスタードクリームやホイップクリームを詰めたアメリカの伝統的なデザートを指す英語です。バナナクリームパイ、ココナッツクリームパイなど、家庭料理やダイナーの定番メニューとして親しまれています。
しかし、インターネット上では cream pie はまったく別の意味でも使われています。アダルトコンテンツにおける特定の性行為の結末を指す隠語として広く認知されており、英語圏のネットユーザーにとっては「デザートか、それとも…」という二重の意味を持つ代表的な単語です。
この記事では、後者のスラングとしての意味を中心に解説します。
スラングとしての cream pie
どういう意味?
アダルトスラングとしての cream pie は、性行為において、体外ではなく体内で終えることを婉曲的に表す言葉です。
視覚的なイメージから「クリームが詰まったパイ」という食べ物の名前が転用されたもので、ポルノグラフィーのジャンル名・カテゴリー名としても使われています。
なぜ知っておくべきか
この言葉を知っておくべき理由は、意図せず使ってしまうリスクがあるからです。
たとえば、英語で「cream pie recipe」と検索すると、料理のレシピと一緒にアダルトコンテンツが表示される可能性があります。英語学習者や、海外のレシピサイトを使う人にとっては思わぬ落とし穴です。セーフサーチをオンにしていない場合、職場や公共の場でうっかり検索すると気まずい状況になりかねませんので、注意してください。
cream pie はどんな時に使う?
デザートとして(安全な用法)
レストラン、レシピ、料理の話題では何も問題ありません。「I love banana cream pie」「Grandma’s coconut cream pie is the best」のような文脈では、純粋にデザートの話です。
アダルト文脈として
ポルノサイトのカテゴリー名、アダルト系のSNS投稿、掲示板のNSFW(職場閲覧注意)スレッドなどで使われます。この文脈では明確に性的な意味であり、カジュアルな会話やビジネスの場で使うのは不適切です。
ネタ・ジョークとして
英語圏のSNSでは、cream pie の二重の意味を利用したジョークが定番です。「I told my coworker I love cream pie and the room went silent(同僚にクリームパイが大好きって言ったら部屋が静まりかえった)」のような「うっかり二重の意味になってしまった」系のユーモアは、Reddit や Twitter でよく見かけます。
cream pie の元ネタ・由来
デザートとしての歴史
デザートとしての cream pie はアメリカの伝統的なスイーツで、19世紀から存在します。パイ生地にカスタードクリームやバナナ、ココナッツなどを詰めたもので、感謝祭やホリデーシーズンの定番メニューです。
隠語としての定着
性的な隠語としての使用が広まったのは、2000年代以降のインターネット、特にアダルト動画サイトの普及がきっかけとされています。行為の結末を視覚的にデザートに例えた婉曲表現として、アダルト業界のカテゴリー名に採用され、そこから一般のネットスラングとしても認知されるようになりました。
現在では、英語圏のネットユーザーのほとんどがこの二重の意味を認識しており、文脈に応じて使い分けています。
「検索トラップ」としての cream pie
cream pie は、英語のいわゆる「検索トラップ」の代表例です。
無邪気にレシピを探しているだけなのに、検索結果にアダルトコンテンツが混ざってしまう——この現象は英語圏では広く知られており、ネタにもなっています。
同様の検索トラップを持つ単語には「facial」(本来はエステの美顔術)、「swallow」(本来は「飲み込む」「ツバメ」)などがあります。
英語でレシピ検索をする際は、「banana cream pie recipe」のように具体的な食材名を加えるか、セーフサーチを有効にしておくことをおすすめします。
cream pie は悪い意味?ポジティブな意味?
cream pie は、文脈によって意味が180度変わる言葉です。
英語学習者にとって最も重要なのは、この二重の意味が存在すること自体を知っておくことです。知らないまま使ってしまうと、意図せず場を凍りつかせる可能性があります。
あわせて読みたい言葉
cream pie と同じように二重の意味を持つ表現や、文脈に注意が必要なスラングを見ておくと、英語のニュアンスがより深く理解できます。
まとめ
cream pie は、デザートとしての意味とアダルトスラングとしての意味を併せ持つ、英語の二重表現の代表例です。
日常会話やレシピでは何も問題ありませんが、ネット上では文脈によって意味がまったく変わるため、英語学習者は特に注意が必要です。「検索トラップ」としても有名で、セーフサーチなしで検索すると予想外の結果に出会うことがあります。
英語には文脈で意味が変わる表現が多いので、こうした「裏の意味」の存在を知っておくと、不用意な失言や検索事故を避けられます。

