Nut とは?下ネタ?性的な意味のあるスラングの意味・由来・使い方を解説

Nut とは?下ネタ?性的な意味のあるスラングの意味・由来・使い方を解説 大人向けスラング

Nut の意味とは?

nut「射精する(動詞)」「射精(名詞)」という性的な意味で使われます。主に男性の射精を指すことが多く、動詞・名詞どちらの用法もあります。もともとは「ナッツ・木の実」を意味する普通の英単語です。

日本語の「イく」「イカせる」に最も近いニュアンスで、SNS・ネットミーム・ラップ音楽などカジュアルなネット文化全般で頻繁に登場します。「bust a nut(射精する)」という定型フレーズでもよく使われます。

2017年以降の「No Nut November(NNN)」ミームの爆発的普及によって、英語圏のネット文化で定番のスラングとして完全に定着しました。非常に性的で露骨な表現であるため、フォーマルな場面や目上の人との会話では完全に不適切です。

Nut はどんな時に使う?

「No Nut November(NNN)」の文脈で

nut が最も広く認知されるきっかけとなったのが「No Nut November」です。11月の1か月間、射精・自慰を我慢する(オナ禁)というインターネット上のチャレンジで、nut という言葉と切り離せない文脈です。毎年11月になるとこのチャレンジにまつわるミームがSNSに溢れ、そのたびに nut というスラングへの注目も高まります。

ラップ・ヒップホップの歌詞で

nut はAAVE(アフリカ系アメリカ人英語)・ヒップホップ文化に深く根ざした言葉で、ラップの歌詞に頻繁に登場します。性的な自己誇示・ライフスタイルの表現として使われることが多く、「gonna make her nut(彼女をイかせる)」のような形で見かけます。

友達同士のくだけた会話・SNS・ミームで

「He almost nutted(もうちょっとでイきそうだった)」「I’m not nutting this month(今月は我慢する)」のように、性的なトピックをフランクに話す友人同士の会話やSNSのコメントで使われます。ただし非常に直接的な性的表現であるため、相手と場面を選ぶ必要があります。

Nut の元ネタ・由来

語源:睾丸を指す俗語から射精へ(20世紀〜)

nut がスラングとして性的な意味を持つようになった直接の経緯は明確ではありませんが、nut がまず「睾丸」を指す俗語として使われるようになり、そこから射精という行為を指すようになったと考えられています。20世紀中頃から英語圏のカジュアルな会話・ブラックスラング・ヒップホップ文化の中で定着していきました。

Urban Dictionary への登録(2011年11月3日)

nut という言葉が「No Nut November」というフレーズとして最初に公式な記録として残されたのは、2011年11月3日です。ユーザー名「bicboi6969696969」が Urban Dictionary に「No Nut November」「11月の間、自慰をしないチャレンジ」と定義して投稿しました。この投稿がのちに爆発的に広まる文化の出発点となります。

NoFap コミュニティとの結びつき(2011〜2016年)

No Nut November の背景には Reddit の「r/NoFap」コミュニティがあります。2003年の中国の研究論文(禁欲とテストステロン値の関係を示した研究)が Reddit で話題になり、射精を我慢することで健康的なメリットがあるという考えが広まりました。この流れを受けて r/NoFap が2011年に設立され、No Nut November との親和性が高まりました。なおこのテストステロン上昇という主張には現在も科学的な裏付けが不十分とされています。

2017年のバイラル・メインストリーム化(2017年11月〜)

Urban Dictionary 登録から6年間は比較的ニッチな存在でしたが、2017年11月に一気に拡散しました。2017年11月1日に Twitter ユーザー @I_H8THOTS が「No Nut November が始まってまだ一日も経ってないのにもう失敗した」というツイートを投稿し、Reddit の r/BlackPeopleTwitter で33,000以上のポイントを獲得して拡散。同日に YouTuber THREEIO が「Welcome to No Nut November!」という動画を公開し、4chan の /pol/ ボードでも NNN スレッドが立ちました。この集中的な拡散によって NNN は一夜にして大規模なミーム文化へと成長し、nut というスラングへの認知も世界的に広まりました。r/NoNutNovember のサブレディット購読者数は2018年11月の16,500人から2019年11月には52,000人へと急増しています。

例文・使い方

I’m trying to do No Nut November this year.
→ 今年は「No Nut November」に挑戦してるんだ
He was about to nut but held back.
→ 彼はイきそうになったけど我慢した
That scene almost made me bust a nut.
→ あのシーンで射精しそうになった
Day 3 of NNN, still holding. ✊
→ NNN3日目、まだ耐えてる

Nut は悪い意味?ポジティブな意味?

nut それ自体に良い・悪いの評価はありませんが、非常に性的で露骨な表現です。以下の点を理解した上で使い方を判断してください。

使って問題ない文脈英語ネイティブの友人同士のくだけた会話・SNSのカジュアルなやり取り・NNN関連のミームや冗談、といった場面です。
絶対に使ってはいけない文脈フォーマルな場面・ビジネスの会話・目上の人との話・公の場でのスピーチなどです。日本語の「イく」に相当する性的スラングであるため、使う場面と相手を完全に選ぶ必要があります。

NNN 文化への批判として、この文化が男性性や禁欲に関する有害な価値観(manosphere・ミソジニー的な方向性)と結びつくケースがあるという指摘も存在します。NNN をネタとして楽しむことと、その文化的背景を理解することは別の話です。

あわせて読みたい言葉

Nut と近い文脈で使われるスラングやミームを見ておくと、ニュアンスの違いがわかりやすくなります。

まとめ

Nut は「射精する・射精」を意味する性的スラングで、ラップ・ヒップホップ文化を通じて20世紀から使われてきた言葉です。2011年の Urban Dictionary 登録・2017年の「No Nut November」ミームの爆発的バイラルによって英語圏のネット文化に完全に定着しました。

非常に直接的な性的表現であるため使う場面は選びますが、SNS・ミーム・ラップ歌詞を読む上では知っておくと文脈が格段につかみやすくなります。

海外のミームやラップ音楽をもっと理解したいなら、スラング込みで英語を学ぶのが一番の近道です!

→ DMM英会話で無料体験してみる
A〜Z
索引
タイトルとURLをコピーしました