【使用厳禁】英語の差別用語まとめ|wetback・chinkなど注意が必要な表現を解説

【使用厳禁】英語の差別用語まとめ|wetback・chinkなど注意が必要な表現を解説 まとめ・比較
⚠️以下の表現は、すべて使うべきではない差別語・侮蔑語です。使用を推奨する意図は一切ありません。

この記事でわかること

この記事では、民族・国籍・人種に関わる差別的なスラング11語をまとめて解説します。映画、海外ドラマ、SNSで目にする可能性がある表現ですが、いずれも絶対に使用すべきではない侮蔑語です。

これらの言葉の意味・背景・なぜ問題なのかを理解することで、誤用を防ぎ、英語圏の文化的文脈をより深く知ることができます。

一覧:意味と一言まとめ

単語 読み方 意味・一言まとめ
wetback ウェットバック メキシコ系移民への差別語(川を渡って来たことへの侮蔑)
gringo グリンゴ ラテンアメリカにおける白人・外国人への呼称(文脈により侮蔑的)
ESL イーエスエル 英語を第二言語とする人への揶揄(本来は教育用語)
FOB エフオービー 移民したばかりの人への侮蔑語(Fresh Off the Boat)
beaner ビーナー メキシコ系・ラテン系への差別語(豆食文化への侮蔑)
spic スピック ヒスパニック系への非常に強い侮蔑語
chink チンク 中国系・東アジア系への差別語(目の形状への侮蔑)
gook グック 東アジア系・東南アジア系への差別語(戦争時の蔑称)
honky ホンキー 白人への侮蔑語(黒人コミュニティで使用)
cracker クラッカー 白人、特に南部の貧しい白人への蔑称
JAP ジャップ 日本人への差別語(第二次大戦中に普及)

それぞれの意味と使い方

01
wetback
ウェットバック

メキシコ系移民に対する差別語で、リオグランデ川を泳いで渡ってアメリカに不法入国した移民を侮蔑する表現です。背中が濡れることから名付けられた非常に攻撃的で侮辱的な言葉であり、使用すべきではありません。移民の苦労を軽視し、人間性を貶める表現として問題視されています。

例シチュエーション

映画やドラマで差別的な登場人物が使用するシーンで登場することがありますが、現実では使用すると職を失うなど深刻な社会的制裁を受ける可能性があります。

02
gringo
グリンゴ

ラテンアメリカ諸国で白人や外国人(特にアメリカ人)を指す呼称です。文脈によっては中立的な場合もありますが、多くの場合軽蔑的なニュアンスを含みます。語源は諸説ありますが、外国人を指す俗語として広く使われています。使用される側にとっては不快に感じることが多い表現です。

The locals called all the tourists gringos.
→ 地元の人々は観光客全員をグリンゴと呼んでいた。
例シチュエーション

メキシコや中南米で、現地の人々がアメリカ人観光客や白人を指して使うことがありますが、親しい間柄でない限り侮蔑的に受け取られる可能性があります。

03
ESL
イーエスエル

本来はEnglish as a Second Language(第二言語としての英語)という教育用語ですが、ネイティブスピーカーが英語力の低い人を馬鹿にする文脈で使われることがあります。「ESLっぽい」「ESL英語」といった使い方で、非ネイティブの英語を見下すニュアンスを含む場合、差別的な表現となります。

Stop being so ESL and learn proper grammar.
→ そんなESLっぽいのやめて、ちゃんとした文法を学べよ。
例シチュエーション

オンラインゲームやSNSで、英語のミスを指摘する際に侮蔑的に使われることがあります。教育現場では中立的な用語ですが、揶揄する文脈では差別的になります。

04
FOB
エフオービー

Fresh Off the Boat(船から降りたばかり)の略で、移民したばかりの人を侮蔑する表現です。アメリカ文化に馴染んでいない、英語が下手、母国の習慣を保っているなどの理由で見下すニュアンスが含まれています。アジア系移民に対して特によく使われる差別的なレッテルです。

They made fun of him for being FOB because of his accent.
→ 彼らは彼の訛りを理由にFOBだとからかった。
例シチュエーション

学校やコミュニティで、新しく移民してきた人が文化的な違いを理由にいじめや差別を受ける際に使われる侮蔑語です。同じ民族内でも使われることがあります。

05
beaner
ビーナー

メキシコ系・ラテン系の人々への差別語で、豆(beans)を主食とする食文化を侮蔑的に指す表現です。食習慣という文化的特徴を理由に人々を貶める非常に攻撃的な言葉であり、絶対に使用してはいけません。ヘイトスピーチとして認識されています。

例シチュエーション

ヘイトクライムや差別事件の文脈で報道されることがありますが、日常会話での使用は即座に社会的制裁の対象となる極めて問題のある表現です。

06
spic
スピック

ヒスパニック系の人々への非常に強い侮蔑語です。語源は諸説ありますが、20世紀初頭から使われている差別用語で、最も攻撃的な人種差別スラングの一つとされています。使用すると重大なヘイトスピーチとみなされ、職場や公共の場では即座に問題となります。

例シチュエーション

映画で人種差別主義者が使うシーンで登場することがありますが、現実社会では使用した時点で解雇や訴訟のリスクがある極めて危険な言葉です。

07
chink
チンク

中国系や東アジア系の人々への差別語で、目の形状を侮蔑的に表現した言葉です。19世紀から使われている極めて攻撃的な人種差別用語であり、アジア系へのヘイトクライムの文脈でもよく使われます。絶対に使用してはならず、聞いた場合は明確に問題視すべき言葉です。

例シチュエーション

アジア系住民へのヘイトクライムや差別事件で使用される言葉で、ニュース報道などで取り上げられることがあります。使用は犯罪行為として扱われることもあります。

08
gook
グック

東アジア系・東南アジア系の人々への差別語で、朝鮮戦争やベトナム戦争時に米軍兵士が使用したことで広まりました。戦争における敵の非人間化から生まれた非常に侮蔑的な言葉であり、現在でもアジア系へのヘイトスピーチとして使われることがあります。絶対に使用してはいけません。

例シチュエーション

戦争映画や歴史ドキュメンタリーで当時の差別的な状況を描写する際に登場することがありますが、現代では使用すると即座に問題となる言葉です。

09
honky
ホンキー

白人に対する侮蔑語で、主にアフリカ系アメリカ人のコミュニティで使われてきました。語源は諸説ありますが、1960-70年代の公民権運動の時期に広く使われるようになった言葉です。他の人種差別語ほど強烈ではないとされることもありますが、依然として侮蔑的な表現であり、使用は避けるべきです。

例シチュエーション

1970年代のブラックスプロイテーション映画などで使われることがありますが、現代では白人への侮蔑語として認識されており、使用は不適切です。

10
cracker
クラッカー

白人、特にアメリカ南部の貧しい白人への蔑称です。奴隷を鞭(whip=crack)で打つ監督者を指したという説や、貧しい白人がクラッカー(乾パン)を主食としていたことに由来するという説があります。白人への侮蔑語の中では比較的軽いとされることもありますが、依然として侮辱的な表現です。

例シチュエーション

人種間の対立や口論の場面で使われることがあり、文脈によっては軽口として使われることもありますが、相手を侮辱する意図が含まれる表現です。

11
JAP
ジャップ

日本人への差別語で、Japaneseの略称ですが、特に第二次世界大戦中に敵対的・侮蔑的な意味で広く使用されたため、現在でも差別的なニュアンスを強く持ちます。単なる略語として使う人もいますが、多くの日本人にとって非常に不快で攻撃的な言葉であり、使用すべきではありません。Japaneseと完全に表記すべきです。

例シチュエーション

戦争映画や歴史的文脈で登場することがありますが、現代では日本人に対する明確な侮蔑語として認識されており、使用すると差別的と判断されます。

まとめ

これらの単語は、英語圏で現実に差別やヘイトの文脈で使われてきた言葉であり、日常会話やジョークとして使うのは厳禁です。
意味や背景を知っておくことで、海外コンテンツの理解は深まりますが、同時に「使わないこと」そのものが大切な知識でもあります。
英語表現を学ぶ時は、便利なフレーズだけでなく、避けるべき言葉を知ることも大事 だと覚えておくと安心です。

差別的な表現を知ることは、より包括的で尊重し合えるコミュニケーションを実現するための第一歩です。

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